明けましておめでとうございます!
2020年は新しいことをどんどんやっていく予定なので、どうぞよろしくお願いします。
今日も元旦から更新しますよ~。
2019年を振り返る企画・第3弾は、去年行って印象に残った店をジャンルレスで紹介。
〈かもめと街〉で紹介した店から、まだ紹介できていないけれど、実はオススメしたい店を20店舗まとめました。
「ここ行ってみたいな!」という場所がひとつでもあれば嬉しいです~!
東京のおすすめカフェ
まずは東京エリアのカフェから。2019年は特に下町エリアに新しい店が増えていて、どこへ行こうか迷うくらいカフェがオープンしました。
蔵前・from far
まずは12月に移転オープンしたばかりの〈from afar〉。ひとりで静かに過ごしたい場所、いくつかお気に入りを持っていたいですよね。
ここのほうじ茶ラテを片手に読書する時間、最高です。
ひとりでほうじ茶ラテとプリンを。蔵前〈from afar フロムアファー 〉で過ごす、格別の時。
蔵前・LUCENT COFFEE
次も蔵前にできたカフェ、というかコーヒースタンド的な立ち位置の店。ちょうどペリカンカフェの向かい側にある〈LUCENT COFFEE〉、コンパクトな店内はテーブル席がなく、ベンチシートのみ。
ゆるやかにお客さん同士が譲り合って座る感じ、下町っぽくて好きです。浅煎りのコーヒーやお茶のメニューも充実しているのが良い!
穏やかな朝時間を楽しむカフェ。蔵前〈LUCENT COFFEE〉でモーニングを。
蕪木/蔵前
以前の鳥越から隣町の三筋に移転オープンした〈蕪木〉。寒い冬の夜に、どうしてもひとり静かな空間で考えごとをしたくて入りました。お酒が飲めないわたしは、バーに行きたくてもいけないのが悩みですが、空間に酔いしれる〈蕪木〉のおかげで、心のつかえがフワッと軽くなりました。
蕪木のチョコレートを使ったホットチョコレート、香りづけにコアントローを合わせていただきました。
蕪木のチョコレートとコーヒーで、心をととのえる夜の一時間を。
HATCOFFEE(ハットコーヒー)/蔵前
「3Dラテアート」という言葉を初めて知りました。こちらはオーダーでラテアートをお願いできるカフェ。飲めば消えてしまうラテアートの美しさと精巧さに息を飲みました。作っている様子も見られて楽しいですよ!
記憶に残る、儚いラテアートを。蔵前〈HATCOFFEE(ハットコーヒー)〉
イルマン堂/小伝馬町
連日行列の続く、小伝馬町のカフェ〈イルマン堂〉。写真屋さんだった店を改装してカフェにした店内は、ほの明るいライトでシックな雰囲気。調光できるライトや、外の様子がのぞける穴など、仕掛けたっぷりの店内。
写真店の名残をさりげなく。ひとりの時間をプリンと愉しむ〈イルマン堂〉へ
LEAVES COFFEE ROASTERS/本所
蔵前から橋を渡って墨田区へ。〈BRUTUS〉のコーヒー特集でも大きく紹介されていた〈LEAVES COFFEE ROASTERS〉。裏通りにポツンとあるのに、海外からのお客さんや地元の方々に愛されるコーヒーショップ。
常連さんにも、初めて来たお客さんにもフラットな接客スタイルで、その場を和ませるのがすごく上手なスタッフの方がいるんです!楽しませようとする姿が伝わってくるのがとても好き。
写真が見当たらないので、また追って紹介したいと思います!
SPONSORED LINK
東向島珈琲店/東向島・曳舟
ずっと行きたかった東向島珈琲店でモーニング。自然光が差し込むカウンターと、窓から公園が眺められるテーブル席。地元の人がふらりと立ち寄る下町のカフェ。
東京のおすすめ喫茶店
ネルケン
高円寺にある名曲喫茶。扉を開けると森の中に紛れ込んだかのような、不思議なインテリア。ずっと行きたかったのですが、フラッと散歩しているときにようやく出会えました。
入った瞬間、ディズニーランドの白雪姫のアトラクションみたいだな…って。おとぎ話の世界観。70代くらいのマダムが1人でやられているようで、心が穏やかになるピアノのクラシックが流れていました。
店内は撮影禁止のため、ぜひお店へ足を運んでください。
東京のおすすめグルメ
Bistro NOHGA(ビストロ ノーガ)
下町にもお洒落なレストランができた!とはしゃいだのは、上野駅から5分ほど歩いた場所にある〈ビストロノーガ〉。
IDEE創始者の方が手がけた館内、美しいインテリアの数々に目が奪われます。もちろんランチも美味しい!久しぶりに会う友人とゆっくり時間を過ごしたいときや、特別な日のランチに。
蔵前にあるデザイン事務所〈ALLOY〉や文具〈カキモリ〉など、ホテル全体が下町の店とコラボレーションしているのも好きなところ。
下町の名プロダクトと美味しい時間を。上野「Bistro NOHGA(ビストロ ノーガ)」へ
BISTRO J_O(ビストロ ジョー)/銀座
こちらは銀座にオープンした、稲垣吾郎さんがディレクションする〈ビストロ ジョー〉。ファンの方で連日予約で満席のようですが、なんとか予約してオープンした数日後にお邪魔しました。
うつわ使いがお洒落で、特に前菜のサラダとメインのパスタはうっとりしました。味ももちろん申し分なし。アクセスの良い銀座の街で、質・量ともに素晴らしいレストラン。今度は夜にも行きたい!
稲垣吾郎ディレクション〈BISTRO J_O (ビストロ ジョー)〉で、銀座のひとりごほうびランチを
Jack 37 Burger/小伝馬町
日本橋へ買い物に行ったついでに、ふらりと立ち寄るのが小伝馬町。裏通りにひそかに名店があるので、見つける楽しさがある街です。
〈Jack 37 Burger〉は、ジューシーなお肉の旨みと、ピリ辛なさっぱりソースのバランスがたまらないグルメバーガー。
わざわざ食べたい、グルメバーガーの名店。小伝馬町〈Jack 37 Burger〉
SPONSORED LINK
めしとさけ anno/浅草橋
デザイン事務所〈ALLOY〉が手がける〈めしとさけ anno〉。古いビルの1階はALLOYのプロダクトが買えるショップが。2階にひっそり佇むのがこちらの店。
だんなさまがデザイナー、奥さまがシェフとして腕をふるう〈めしとさけ anno〉。空間の美しさはもちろん、家庭的なごはんを丁寧に出してくれる一品料理は、どれも絶品です。
「かもめと街」でも今後詳しく紹介しますね!
本屋
YATO/両国
2019年、いちばん足を運んだのは両国の本屋〈YATO〉。今年の後半にかけては、ほぼ毎週行って新刊を買い、奥のカフェスペースでコーヒーとスイーツを食べる習慣ができるほど。
行けば必ず欲しい本があるし、「こんな本が読みたいんですけど…」と相談すると、思いもよらぬ方向からおすすめの本を紹介してくれて、興味の幅をぐいっと広げてくれる本屋。
オーナーさんとゆるゆる話す時間が、最近のわたしの癒しタイムになっています。こちらも今後紹介できればと思います!
関連記事:〈YATO〉のある下町。
ロバの本屋/山口県
年末に山口県へ行ってきました。数年前からずっと行ってみたかった〈ロバの本屋〉へ。
夫の両親に車で連れて行ってもらったのですが、想像以上に山奥にあるのに、どこからともなくお客さんはひっきりなしに訪れます。
牛舎だったという建物は、カフェと物販スペースに。旅や画集のZINEから本、文房具からアンティークのカトラリーやうつわまで。
理想の店に出会っちゃいました。毎月行きたいよ…!
関連記事:〈ロバの本屋〉で暮らしの豊かさを学ぶ旅。
長野のカフェ、喫茶店、文具店、パン屋
マルカフェ/佐久
秋の3連休に、長野県は佐久市へ。ずっと行きたかった〈マルカフェ〉へ。地元の食材をふんだんに使い、素材の味をいかした優しい味わいのランチプレート。
古い建物を生かしつつ、どこか北欧っぽい独特なインテリアが素敵なんです。古いものの味わいを大切にする店はみんな好き。
佐久市のランチなら。〈Maru Cafe マルカフェ〉で地元の食材を使った美しいスモーブローを。
カミニート/白馬
初夏に白馬へ行った時のこと。桜が見える公園の近くに山小屋を見つけました。
10年前から週末だけ喫茶営業をやっているご夫婦の店は、電気が通ってないので自然光と小さなランプのみの明るさ。穏やかな初夏の景色をゆっくりと眺められる喫茶店で、白馬の歴史の話をお聞きしました。
ink stain(インクステイン)/松本
大好きな松本に、新しい店が!世界各国のデザイン文具を集めた〈ink stain〉のラインナップが素晴らしかったです。ここ、毎週通いたい。
世界のデザイン文具からお気に入りを見つける。松本〈ink stain(インクステイン)〉
SPONSORED LINK
まるふじ/別所温泉
普段は面倒なのであまりやらない、お取り寄せまでするほど大好きなパン屋〈まるふじ〉。ここの豆乳パンのあんバターサンドが至福の美味しさ。パン好きの人全員に薦めたい。
北海道のカフェ
anan coffee/北海道
夏に北海道・洞爺湖を旅したときのこと。17歳の男の子がやっているコーヒーショップがあると聞き、お邪魔しました。4人座ればいっぱいになるほどの小屋で、長身の男の子がコーヒーを淹れてくれました。
メニューはなし。豆とコーヒーカップをインスピレーションで選び、焙煎したコーヒーを入れてもらう。コーヒーというと、ついウンチクを求めがちですが、直感で選んでもらうという体験がいい。それに、17歳で店を経営するってすごくないですか…?生き方や働き方を見つめ直すきっかけにもなりました。
ここもいつか詳しく紹介したい!
広島グルメ
南星/広島市
10月に広島へ行ったときのこと。せっかく来たなら、地元の人が通う店を探して行きたい派です。
繁華街の奥に見つけた、昭和レトロな食堂。朝ドラのセットかな?と思うくらい雰囲気抜群の店の扉を開けると、高齢のおばあちゃんが椅子に座って寝ていました。その様子がかわいくて。
広島に原爆が落ちた5年後に創業した〈南星〉、暖簾にも風格が出ています。また、あのおばあちゃんに会いいたい。
心に残る店とは & 2020年のお知らせ
印象に残った店を振り返ると、たいていオーナーさんの人となりが合わせて浮かびます。
もちろん味や雰囲気は大切だけど、それ以上に「どんな人がどんな思いで店に立っているか」が、印象に残る基準だということに気づきました。
「ここへ行ってみたいな」と思う店があったら、ぜひ教えてくださいね。
そして、最後にご報告を。
2020年2月に、自主制作で街歩きのZINE(冊子)を販売します!
まずは自分の目の届く範囲で、直接手売りしたいのでイベントに出ます!早速2月に2件決まっているので、続報を楽しみにお待ちいただけたらと思います。
まだ構想段階だし、デザインスキルもないので不安しかないけれど、ひとりの街歩きを楽しめるZINEになればと。
それでは、「かもめと街」を2020年もよろしくお願いします!
Instagramでも紹介しています
この投稿をInstagramで見る
関連記事:2019年に買ってよかったものベスト10
2019年は長く使いたいものに出会えた一年でした。ずらりと10点ご紹介します。
2019年に買ってよかったものベスト10! #かも街の好きなもの