今日オープン!上野〈不純喫茶ドープ〉で絶品ナポリタン&かためプリンを。
不純。 悪いイメージしかない言葉なのに、どうしてか惹かれる言葉。純なものばかりが美しいのではなく、隠された不純なものにだって美は潜む。 「不純喫茶」と名のつく、一見あやしげな喫茶店が10月24日(土)、上野にオープンしま…
不純。 悪いイメージしかない言葉なのに、どうしてか惹かれる言葉。純なものばかりが美しいのではなく、隠された不純なものにだって美は潜む。 「不純喫茶」と名のつく、一見あやしげな喫茶店が10月24日(土)、上野にオープンしま…
浅草から上野までは銀座線で3駅。 電車で向かえばたった5分で着く道程を、あえて歩きたくなる理由は、街並みがおもしろいから。 雷門から出発し、田原町の角を曲がって大通りを歩くと、合羽橋へ。その後、仏壇屋が並ぶ仏壇通りへ。東…
子どもの頃、上野には母に連れられて何度も買い物へ来た。銀座線の浅草駅から3駅。ちょっと足をのばすにはちょうどいい距離の街だ。 駅前のマルイや御徒町に近いABAB、松坂屋などを巡って、帰りに立ち寄るのが〈みはし〉。和菓子に…
スーダラ節に悪女、すみれSeptember LOVE。 朝から歌い出したくなる昭和歌謡セレクトである。昔の歌はそれぞれ世界観が強く、どっぷり浸れるのがいい。 窓から見えるのは上野駅を発車し、御徒町へ向かう電車。 SMAP…
まるで古いお城に迷い込んだような、はたまたディズニーランドのアトラクションにいるかのような雰囲気。 地下へ続く階段を降り、奥行きのある店内は、四方に見逃せないものが散りばめられていた。 趣きのあるキッチンカウンター、左手…
受け継がれる味に惹かれる。 「このナポリタンを絶対に無くさないようにすることが私の使命だ。」という、王城の3代目オーナーのツイートを見て、朝食を食べたばかりなのに、喫茶店をはしごしてしまった。 お昼時にはちょっと早い時間…
絵心が問われるバイキング。 入谷にオープンしたデザインホテル〈ランダバウトトーキョー〉の朝ごはんを見て、そう思った。 食い意地が張っているので、バイキングの時はガッと勢いでよそいがちだ。一緒に行った人が美しくよそうのを見…
週末の朝の過ごし方の正解を見つけてしまったかもしれない。 そんな風に思う、下町住まいのわたし。どちらかといえば朝は苦手だけど、喫茶店のモーニング巡りをするようになってから、早起きできた日は楽しく過ごせることに気づいた。 …
めずらしくほろ酔いの夜。まだ帰りたくないときに、寄れるカフェがあるといいなと思う。 下北沢や吉祥寺など、若者が多い街には遅くまでやっているカフェも喫茶店もあるけれど、下町にはあまりない。 「ちょっとフラリと立ち寄れるカフ…
「発酵」というキーワードは、ここ数年特に取り上げられることが多いように感じる。 味噌や醤油、納豆や漬物など日本の日常に馴染みが深く、どちらかというと家で食べるものというイメージだった。 ぬか漬けや浅漬けなどが家で簡単に作…
「美術館は敷居が高い」 そう感じている人にこそ、足を踏み入れて欲しいと思う。できればひとりで。 事前準備はなにもいらない。できるだけ身軽に、感じたことをメモできるようにノートと鉛筆だけは持って。 その作品や作者に詳しくな…
「ただお洒落なだけのハコはもういらない」。この店のオープンを知ったとき、そんな気持ちを見透かされているような気がした。 「Bistro NOHGA(ビストロ ノーガ)」は、上野の地に2018年11月にオープンしたばかりの…
職場のランチには、駆け込み寺のような落ち着ける場所が必要だ。 新しい場所になじむまで時間がかかるくせに、転職を繰り返すわたしは、お昼休みの時間に心を穏やかに保てる場所を探した。 オフィス街の穴場のおいしいご飯やさん、ラン…
「下町の銭湯は、お湯が熱い」 そんな話をよく小耳に挟んでいた。 かくいうわたしは、こう見えて実は江戸っ子。子どもの頃の実家のお風呂はいつも42度だった。 なので、まわりの人よりも風呂温度が高くても耐性がついているから大丈…
長引く風邪のせいで、大きな病院で検査することになった朝。 「下町の病院はこんなに温かいのか」と驚くほど、先生たちが優しくて病院嫌いが克服できそうだなと思った。 検査はほぼ異常なし。正確に言うと異常はあるけど、もともとの性…
古い建物が立ち並ぶ東上野。 観光客でごった返す浅草から合羽橋を抜けて、上野を目指して裏通りを歩くと次第に閑静な街になっていき、その静けさにほっとする。 裏通りには味のある建物や蔦で覆われた住宅がまだあって、観光地化された…