〈クリムト展〉で画家の孤独と愛に生きた半生に思いを寄せる。

クリムト展

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「美術館は敷居が高い」

そう感じている人にこそ、足を踏み入れて欲しいと思う。できればひとりで。

事前準備はなにもいらない。できるだけ身軽に、感じたことをメモできるようにノートと鉛筆だけは持って。

その作品や作者に詳しくなくていい。気軽に遊びに行くので全然いい。

足を運んで、ひとつひとつの作品に対峙してほしい。ただ見て感じるだけ。作者がどんな気持ちで作ったかや、時代背景を知ろうとしなくていい。

まずはきちんと見て、時間をかけて美味しいごはんを味わうかのように、作品とじっくり向き合う。きっと、あなたを立ち止まらせる作品に出会えるはず。そんな瞬間は、まるで雷にでも撃たれたかのように時間が止まってしまう。

知らないからこそ、味わえる驚きや発見があるはず。

知らないからこそ、なぜその作品に惹かれたのか、理由を探したくなるはず。

美術館を出る頃のあなたは、きっともっと知りたくなる。知らないからこそ知れる喜びに気づいて、作品や作者の背景を知って、より深みを持って対峙できる楽しさに気づくはず。

今日は、4/23(火)から東京都美術館で開催される〈クリムト展〉の内覧会へ行ってきました!一足早くレポートをお届けします!

 

〈クリムト展〉の開催場所は上野の東京都美術館

〈クリムト展〉は上野公園内の東京都美術館。JR上野駅公園口の改札を出て、まっすぐ上野動物園を目指してください。

クリムト展

上野動物園の右手奥にあるのが、東京都美術館の建物です。

クリムト展 クリムト展 クリムト展

入口はエスカレーターを下って建物へ入り、左奥へ。入るまでにロッカーがあるので、荷物を預けたい方はどうぞ。100円玉で返却式です。

開場時間は、朝9時30分〜17時30分まで。金曜日は20時までなので仕事の後に立ち寄るのも良いですね。昼間は混みそうですが、夕方から夜は空いてそうな予感。(混んでいたらごめんなさい。)

 

〈クリムト展〉展示内容の見どころ

クリムト展

日本でも人気の高いクリムト。東京での開催はなんと約30年ぶり。世界中の美術館や個人の所有者の方々が所蔵している作品を、同時期に1か所に集めるのは非常に難しいそう。世界中のクリムト好きが訪れるという、ウィーンのベルヴェルデーレ宮オーストリア絵画館の所蔵作品を中心に、25点以上もの油彩画を見ることができます。

 

クリムト展

本展のポスターにもなっている、代表作の《ユディト Ⅰ 》、初来日の《女の三世代》を始め、ベートーヴェンの交響曲第9番をテーマに作られた全長34mの壁画《ベートーヴェン・フリーズ》(原寸大複製)の艶やかな作品に目を奪われます。他にも、初期から晩年までの貴重な作品まで、じっくり堪能することができますよ。展示作品の詳細は公式サイトをどうぞ!

今回の展示では、作品だけではなくクリムトの生き様を知ることができる構成にしているとのこと。それは、クリムト自身が個人的なテーマや経験を昇華して作品にしているからだそう。家族の死という出来事や、一番愛した人への手紙などパーソナルな側面を通して浮かび上がる画家の半生。

また、クリムトは日本美術にも深い関心があり、コレクションを所有していたそう。作品の中でも、背景や着物の柄のようなモチーフから、日本美術にも多大な影響を受けていたことがわかります。

 

館内には金箔を施したフォトスポットもあるので、鑑賞の記念にどうぞ!

クリムト展 クリムト展

〈クリムト展〉音声ガイドは稲垣吾郎さん

クリムト展

〈クリムト展〉のビジュアルイメージになっている黄金の中で輝く女性。《ユディト Ⅰ 》は初めて本物の金箔を使った作品とのこと。女性の艶やかな姿に魅了されますが、視線を落とすと、その左手に持つ男性の生首に驚かされます。

聖書をモチーフとした作品だそうですが、この作品にも当時のクリムト自身の出来事が色濃く描かれているのだそうです。そんな画家のパーソナルな側面を知るのに役立つのが、音声ガイド。

音声ガイドのゲストナレーターは稲垣吾郎さん!ゆっくりと、まるで側で解説してくれるかのように、柔らかな声でナビゲートし、クリムトとわたしたちを繋げてくれるガイドです。個人的には詩の朗読が印象的でした。

情景が浮かぶような解説の数々は、作品を見る目が大きく変わること間違いなし。音声ガイドがあれば、混雑していてもじっくり作品を見ることができますよ。(1台 550円)

2つのスペシャルトラックでは、吾郎さん自身のお話が楽しめる特典付き。全てのトラックに吾郎さんのナレーションが入っているとのことなので、お聞き逃しのないように。

 

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図録は表紙が2種類!

本展覧会の図録は表紙が2種類から選べますよ!

クリムト展

「黄金様式」の時代の代表作《ユディトⅠ》と初来日の傑作《女の三世代》。《女の三世代》版はクリムト展ショップと東京都美術館内ミュージアムショップでのみ販売とのこと。

30年ぶりに開かれる本展、日本でここまでの油彩画を見ることができるのは過去最多だそうです!世界中に熱狂的なファンが多いクリムトの作品が一挙に見られる機会、次はいつになるかわかりません。ぜひこの機会にどうぞ!

〈クリムト展 ウィーンと日本1900〉開催概要

開催時期:2019年4月23日(火)~ 7月10日(水)
休館日:5月7日(火)、20日(月)、27日(月)、6月3日(月)、17日(月)、7月1日(月)
時間:9時30分~17時30分 ※金曜日は20時まで(入室は閉室の30分前まで)
会場:東京都美術館 企画展示室

〈クリムト展 ウィーンと日本1900〉公式ページ

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