野宮真貴「赤い口紅があればいい」を読んで、年齢を味方につけた大人のお洒落を学ぶ。

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「最近何着ていいかわかんなくなってきた・・・」

30代後半を迎えて、初めて大きな壁にぶち当たった気持ちになりました。

今までなら「これかわいい!素敵!」で勢いで着れた服も、最近のわたしはどこかで「いや、まてよ・・・いいのかこの年齢で」とストップをかけるようになってきました。

20代のアパレル販売員時代、30,40代の方を接客することが多かったんです。

お客様が口々に言うのは「もうこんな年だから、こんなかわいいの着れない・・・!」という悩み。 端から見たら、どうしたって似合っているのに、です。

「好きなもの・ほんとうに似合うものを着ればいいんです!」と全力で肯定してきたわたしですが、ここに来て同じ悩みを抱えつつあります・・・(悲しい)

でも、きちんとポイントを抑えれば、なんだか大丈夫な気がしてきました!

いちばん大切なのは「いまの自分を肯定すること」。

自分の「今」を肯定しつつ、「客観視する目」を養いつつ、年を重ねてチャレンジできることが増えたと楽しむこと。

この本を読んだら、そんな気持ちになれました。

 

野宮真貴「赤い口紅があればいい」を読んで、年齢を味方につけた大人のお洒落を学ぶ。

野宮真貴さんといえば、元ピチカートファイブのボーカル・ファッションアイコン的な存在です。なんでも着こなしちゃう野宮さんがかっこよすぎて、何度ウットリしたことか・・・

 

 

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序章で野宮さんはこう言います。

私は、生まれつきの美人ではなかったので、なんとか雰囲気だけでも美人になろうとここまでやってきました。35年の歌手人生で培ってきた「美人に見えるテクニック」もあります。要は「美人に見えればいい」のですから、手抜き美容、やりくりおしゃれのテクニックもご紹介したいと思います。

引用:野宮真貴「赤い口紅があればいい」

 

チヒロ
(どう見たって美人さんですけども・・・!)

 

ただ、野宮さんの美しさにはたゆまぬ努力があったんですね。こういうモチベーションって実はすごく大事なこと。そう、この本は単なる美容本とかテクニック本ではないんです。

自分を愛するための、言ってみれば自己啓発本だとわたしは思います。

 

外見を装うことは、私に大きな自信を与えてくれたのです。それは自分の容姿のコンプレックスや不安感を力強く、そして優しく包んでくれる鎧のようなものでした。その鎧さえつけていれば、社会となんとか折り合いをつけて生きていける。コンプレックスだらけの私を、他者や世間と繋いでくれるもの、それがおしゃれをすることだったのです。

引用:野宮真貴「赤い口紅があればいい」

 

まさにこれ。服が大好きなわたしにとって、洋服はコンプレックスを大逆転させるための武器なんです。

見た瞬間にどんな人なのか、少しでも伝わるじゃないですか。「素敵ですね!」って言われたり会話のきっかけになるのもうれしいし。

本の中では、耳の痛い指摘もたくさん!

いつまでも気持ちだけは若いつもりでいるので、自分が認識している自分は、実は現実よりも若く設定されています。

引用:野宮真貴「赤い口紅があればいい」

 

チヒロ
泣きそう・・・

 

けれども。

人生はまだまだ続きます。老いるのではありません。成熟するのです。こんなワクワクするチャレンジがまだ残っているなんて幸せなことです。

引用:野宮真貴「赤い口紅があればいい」

 




ということで、野宮さん流の「大人の雰囲気(ムード)美人になる秘訣」が本には散りばめられています。

そのひとつが、自分にあった色の「赤い口紅」を持つこと。

野宮さんがプロデュースした「赤い口紅」がこちら!

 

赤い口紅ひとつ持ってるのですが、いつも気づかれない程度にうっすらつけるだけ。(顔色が悪いから)

でもこの本読んだら、野宮さんプロデュースの赤い口紅がすごく気になりました!オーガニックだし。

自分にあった色を身につけると、それだけで魅力的にうつりますからね。大学生の時に色彩検定1級をとってパーソナルカラーを本格的に学んでいたので、「合う色」の大切さはすごく大事だと思っています。

ビフォーとアウターの顔が違いすぎるのもどうか、と思って(あと単純に面倒・・・)スーパー薄化粧のわたしですが、ちょっとチャレンジしたくなってきました。

うん、この本のおかげ。不安になったら読み直そう。

年を重ねることをポジティブに考えさせてくれる素敵な本。今後どんな魅力的な大人になれるか、と考えると楽しくなってきました。

ぜひどうぞ!

(男子もこれ読んで大人の乙女心を理解してください)

 

かもめと街のおすすめ本はこちらのページをどうぞ!

 

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「わたしのマトカ」片桐はいり 今日から3冊は「旅気分が味わえる本」をご紹介。 何度読んでも同じところで吹き出してしまうほどおもしろい、片桐はいりさんの旅エッセイ。 海外で、友人の彼に「俳優をやってます」と言ったところ、「この四角い顔がなぜ?」という反応だった、、、というくだり、、電車の中で笑っちゃいました。 映画「かもめ食堂」の撮影で感じた、日本とフィンランドとの違い。 フィンランドの電車で、言葉の通じない運転手さんに優しくされたお話にはグッとくるものがあります。 フィンランド人は感情が表情に出にくい人が多いと聞くけれど、わたしがフィンランドで知り合った人たちは笑顔で表情豊かな人ばかりだったなぁ。 いろんな人に優しくされた思い出を思い出しました。 #読書 #読書記録 #読書好きな人と繋がりたい #読書ノート #読書部 #読書録 #読書垢 #読書家 #読書メモ #読書の冬 #読書時間 #本 #本棚 #本が好きな人と繋がりたい #bookstagram #books #わたしのマトカ #片桐はいり #森下圭子 #フィンランド #かもめ食堂 #ヘルシンキ #finland #helsinki #エッセイ #旅エッセイ #旅行エッセイ

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