初めてを楽しむ、という姿勢。

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浅草育ちの街歩きエッセイスト。1981年生まれ。夫と二人で東京下町暮らし。 30代の女性に向けて「知られざる街の魅力」をお伝えする「かもめと街」を運営。 →くわしいプロフィールはこちら

「今を生きる」という、言い尽くされた表現を本当に理解し始めたのは、つい最近のことだ。

ここ数ヶ月のわたしは、自分の身に降りかかったことと必死で対峙して、いつも気を張っていた。

別になにか大きなことが起きたわけじゃない。

でも、自分で選んだ未知の領域に飛び込んでみたら、想像以上に「わからない」ことの連続で疲弊していた。

脳のキャパシティが足りなすぎるのだ。

頭が良くないのは分かっていたけど、親身になってくれる誰かに相談するたびに、余計に混乱して慌てふためいては落ち込んだ。

そんなとき、息抜きに向かった本屋で見つけたのは「日々是好日」というエッセイで、「2018年10月の、いま読みたい本」の記事でも特に響いた箇所を紹介した作品。

本のレビューは後日にまわすとして、「日々是好日」は、あの夜のわたしをするりと救ってくれた。

この本は、なんとなくお茶を習い始めた筆者が、理解できないお茶の細々とした決まりごとにモヤモヤしつつも、わからないまま少しずつ「わかるようになる」話。

 

 

難しいことや、初めてのことに対して自然と高いバリアを張ってしまうわたしは、全てのことを一気に理解しようとしていた。

完璧な理解を自分に求めすぎて、無意識に追い込んでいた。失敗しないように、って。

追い込んで息苦しくなって、気分転換に読み始めた本には、「今このときに感じることに集中しよう」と書かれていた。

使い古された表現かもしれないけれど、初めて胸に響いたのは、筆者の生きざまと自分の人生がどこかでリンクした気がしたから。

 

「あれ?そういえば、なんでこんなに焦ってたんだろう。初めてなんだからわかるわけがないのに。」

 

先の失敗を案じて、不安になって楽しめなくさせてるのは自分じゃないか。

初めてを経験できるのはたった一度しかないのに、それを楽しもうともしていなかったことに気づいた。

 

失敗しちゃいけない、なんてことは早々ない。

「失敗したら終わり、つらくて死んじゃう」みたいに(別に死なないけど)、背負いこんでいた大学受験のころ、通っていた予備校の先生の言葉をふと思い出した。

受験直前の最後の授業でニコっと笑いながら、

「失敗しても、いのちは取られない」

軽いテンションで言ってた言葉が、18年経った今でも、ふとした時の心の支えになっている。

 

「今そのときの感情をそのまま向き合うこと」

きっとまたすぐに、先行きを不安に感じてひとりでテンパるだろう。

けれどきっと、楽しもうという気持ちさえ思い出せれば乗り越えられるはず。

1年前の頃のことが、今では滑稽に思えるように、いまの自分の悩みごとも、遠くの自分が笑って見ている気がしているから。

 

次に読むなら、「わたしが旅に出る理由」

わたしが旅に出る理由。

 

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