きちんと、実直によいものを。神田「近江屋洋菓子店」のフルーツ。

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浅草育ちの街歩きエッセイスト。1981年生まれ。夫と二人で東京下町暮らし。 30代の女性に向けて「知られざる街の魅力」をお伝えする「かもめと街」を運営。 →くわしいプロフィールはこちら

「注文してたケーキ、取りに来たんだけど。」

入口からまっすぐカウンターに向かったおじいちゃんが、店員さんにそう告げる。

奥から出てきたのは、懐かしいイラストが描かれた包装紙に包まれた真四角の箱。

「こちらでよろしいですか?」と店員さんが見せたのは、3段重ねのショートケーキの上にチョコレートでデコレーションされたケーキ。

「うん、ありがとう。」

笑顔でお礼を言うおじいちゃんの顔を見ていたら、この店がどれだけ長く愛されていて、なくてはならないものなのかが少しだけ分かった気がした。

 

今日は、神田にある「近江屋洋菓子店」へ。

 

神田「近江屋洋菓子店」店舗外観

ずっと行ってみたかったお店なのですが、なかなか行く機会に恵まれず、「今日は絶対に行こう」と決めて向かいました。

都営新宿線の小川町駅、または東京メトロ丸ノ内線淡路町駅が最寄りですが、JR秋葉原駅や神田駅からも徒歩圏内。

近所には老舗のお蕎麦やさん、和菓子屋さん、いなり寿司が有名なお寿司屋さんなど、グルメ好きにはたまらないエリア。(まだ行ったことないので今後散策します)

お店のガラス戸には、こんなうつくしいロゴが。

今と違って、パソコンもソフトもない時代。昔に作られたレタリングのロゴを見るたび、うっとりとため息が出ます。手だけで生み出されたモノの美しさ。

こういうものを見るだけで楽しいので、街歩きはやめられません。歩いているだけで傑作に出会うことがありますからね。

街のレトロなロゴ好きなら、こんな本をどうぞ。

 

神田「近江屋洋菓子店」店内

では、お店へ入ってみましょう。

入口が少し奥まっていて、外から見ると一見暗く見えて「今日はお休みなのかな?」と思うことしばしば。この日もそう思い帰ろうとしましたが、よく見ると営業していました・・・!

外からはガラスの反射なのか中が真っ暗に見えることも。よく見てみてくださいね。

上を彩るのは、ターコイズブルーのような鮮やかな天井とお花のようなライト。

大きなガラスでしつらえた入口は、まるでこのお店全体がショーケースの中の世界のよう。

イートインスペースも用意されているので、のんびりお茶もできます。

ただし、席数が少ないので並ぶことも。土曜日の13時ごろ行ったところ、10分ほど並んでカウンター席へ案内されました。

カウンター席はハイチェアですが、席と席との空間や奥行きがしっかりと取られていて、居心地がいい。

うまく撮れなかったのですが、モダンな雰囲気の店内にうっとり。

神田「近江屋洋菓子店」メニュー

明治17年創業の「近江屋洋菓子店」は、シンプルに素材の味にこだわって作られたケーキが並びます。

ケーキの見た目の美しさだけにこだわらず、きちんとした食材選びで嘘のない食べもの。

ずらりと並んだケーキのフルーツは、毎朝オーナーさんが直接市場で仕入れているそうです。

フルーツを使ったものは、少しお値段が高めにも感じましたが、それもそのはず。(シュークリームなどのフルーツを使わない生菓子がすごくリーズナブルだからですね。)

きちんと美味しいフルーツを選んで買っているから。

ケーキ屋さんでのフルーツは、見た目のオマケだけのためについているようなものが多い気がしますが、こういうところにこだわりを守るのってすばらしい。

名物のフルーツポンチが買いたかったのですが、この日は売り切れでした。

 

神田「近江屋洋菓子店」ドリンクバーのメニュー

こちらのお店では、イートインスペースでケーキなどがいただけます。先にオーダーして席につく形ですね。

そして特筆すべきは、648円のドリンクバーがあること!(単品注文可のようです)

今回は並んでいたので「ドリンクバーだけ頼んで、もしケーキもご要望でしたら、後の注文でも構いません。お会計済ませたら、お席が空くまでドリンクを飲んでお待ちいただいていいですよ」と店員さん。

なんてありがたいサービス。

ドリンクバー高いな、と思った方、あなどるなかれ。

まず、いちご・メロン・すいかのフレッシュジュース!

甘さを足したい人のためにガムシロも置いています。アイスティーも。

ほんとに絞ったままのが出てくるので、いちごは酸っぱめ、メロンとスイカはたまらない美味しさ・・・

店員さんがこの機械にスイカを入れて、ひたすらジュースにしていました。

こちらがスイカジュース。スイカかじるの苦手だから、ジュースがうれしい。

最初の一杯についてくるカップ。可愛すぎて持ち帰りたい。

そしてなんと!かき氷もあります。

「食べられる分だけにしよう」と思ってよそったら、食べかけのようなビジュアルに。

イチゴのシロップも、小豆のほどよい甘さも最高。

コーヒーやホットミルク・ホットチョコレートも。

写真を撮り忘れましたが、牛肉と野菜のスープもあるんですよ!

フルーツで冷えすぎた体にうれしいサービス。お味はすごくシンプルだけど、きちんと作られた素朴な味。

実は、ドリンクバーでお腹がいっぱいになってしまってケーキを食べ損ねました。

過度に着飾らず、素材さえきちんとしたものを選べば美味しいということを、フレッシュジュースを飲みながらしみじみと思いました。

ぜひ、おいしいフルーツと洋菓子を食べに神田へ。

 

神田「近江屋洋菓子店」店舗情報

近江屋洋菓子店

 

次に読むなら、週2日だけオープンするフランス菓子の店へ

フランスの焼き菓子を浅草橋で。「ル・グッテ」のシュークリームとカヌレ。

 

知られざる街の魅力をお届けします

 

人形町で230年続くお店「ロン」へ。 喫茶店の扉を開けると、むせかえるくらい昭和のレトロモダンな雰囲気。 うっとりと、静かにお茶できるお店。 大好き。 #かもめと街の東京案内 #下町散歩 #東京下町散歩 #街歩き #東京探検 #東京風景 #東京散歩 #東京散策 #hanako #東京散歩 #東京カフェ #東京旅 #おひとりさま #ひとり時間 #ひとりっぷ #ひとり旅女子 #喫茶店 #喫茶店好き #人形町カフェ #人形町 #人形町ランチ #人形町ロン #喫茶店巡り #喫茶店めぐり #喫茶店好きな人とつながりたい #日本橋フォトコン #greater日本橋

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