小林聡美対談集「ていだん」を読んで、自分の軸を持つ大切さを学ぶ。

SPONSORED LINK







The following two tabs change content below.
浅草育ちの街歩きエッセイスト。1981年生まれ。夫と二人で東京下町暮らし。 30代の女性に向けて「知られざる街の魅力」をお伝えする「かもめと街」を運営。 →くわしいプロフィールはこちら

対談集って、好きな人が話していないと興味が持てない。
そう思っていました。

以前そんな失敗をしたわたし、「小林聡美さんは好きだけど、別に買わなくていいかな」と思っていました。
が、大好きな稲垣吾郎さんの読書バラエティ番組「ゴロウ・デラックス」を観て即購入。

小林聡美さんの対談集「ていだん」です。

買って大正解でした。
無知なわたしは、対談されているお相手に詳しくなかったのですが、だからこそ響いたお話がたくさん。

知らなかった世界の話に耳を傾け、考えるきっかけをたくさん作ってくれた本です。

読み終わる前に夫が勝手に読みだして、完全に「本の虫」になって一気に読み終えていました・・・!

本の趣味があまり合わない人(夫)でも、おもしろく読んで感慨深く浸っていたので、きっとこの本は楽しめる人が多い気がします。

チヒロ
いや、むしろ読んで!ほんとに!

 

「ていだん」とは?

てい-だん【鼎談】
・・・三人が向かい合って話をすること。(広辞苑より)
引用:「ていだん/小林聡美」
 
 

 

SPONSORED LINK

 

小林聡美「ていだん」を読んで、響いたところ

本に掲載されている対談は、全部で18組。その中でわたしが特に響いた箇所をご紹介しますね!

×井上陽水  ×川上未映子

井上 理論的に考えれば、これから先の未来について、悲観的なことしか考えられないわけなんだけど、最近はちょっとこう、希望を持たないとダメだなと思いますね。
 
引用:「ていだん/小林聡美」

 

この発言の後に、井上さんが「小林さんは若い頃からわかっていて、私を冷たい目で見てくる」というような発言があったのですが、想像してニヤリとしてしまいました。
 
 
 

×もたいまさこ ×片桐はいり

大好きな映画「かもめ食堂」の裏話と、自分の軸を持つ大切さについて。
 
「かもめ食堂」の名台詞「やりたくないことはやらない」について、こんなふうに語られていました。
 
 
 
片桐 「言ってることはわかるけど、世の中そんなふうには生きられないよね」と。「欲張らない」という感覚がわからなかったんです。世の中もまだまだ欲望がギラギラしていたし、自分も若かったんだと思います。でも聡美さんはあのセリフ、理解しておっしゃってたんでしょ?
 
小林 私は……わかりましたよ。
 
もたい 私も、わかりました。

引用:「ていだん/小林聡美」

 

本の後半に出てくる小林さんの発言にも、とても共感を覚えました!

 
小林 「こうしなければ」ではなくて、自分にとって居心地のいい状態でいるのが、一番いいんじゃないでしょうか。
 
引用:「ていだん/小林聡美」
 
 
 

×前田敦子 ×加瀬亮

 
加瀬 でも最近、お父さんが哲学者だという若い俳優さんと共演したのですが、彼が小さいときに「アイデンティティって何?」と聞いたら、お父さんが「自分で自分を認めることだ」と教えてくれたというんです。その話を聞いて「あ、自分で自分を認めることか」と。(中略)
 
そうすると、日常で自分の行動も「あ、これをやると、どちらかというと自分を嫌いになる方向にいくな」とか「こっちをやっといたほうがいいな」とか。そう思うようになりました。
 
引用:「ていだん/小林聡美」

 

小林聡美「ていだん」を読んだ感想

上記で抜粋した箇所以外にも、ご紹介したいくらい素晴らしいエピソードだらけでした。抜粋して伝わるかというと、きっとそうではないのであえて避けましたが。

小林聡美さんが魅力的なのは、自分の軸があるから。改めてそう感じました。そして「違い」を素直に受け止める力がある方なんだなと。

ああ、こんな人になりたい!

対談の他のお相手には、動物保護されている方や、家でご飯を食べられない子どもの支援をする団体の方など、ふだんあまり知る機会が少ない方のお話からリアルな現状を知ることができます。

問題に対して強く立ち回れる人、ただ言うだけで何もしないのに非難する人。

自分なりにサポートする人、大きく振る舞わずに、でもできる範囲で助けようと尽力する人。

無意識に、できる範囲で助けようとしている人の話にも胸を打たれました。

それは、別の機会に!

 

ぜひ、読んでみてはいかがでしょうか。

「かもめと街」の本のページはこちらから。

☆1日1冊、読んだ本を紹介!

 

「わたしのマトカ」片桐はいり 今日から3冊は「旅気分が味わえる本」をご紹介。 何度読んでも同じところで吹き出してしまうほどおもしろい、片桐はいりさんの旅エッセイ。 海外で、友人の彼に「俳優をやってます」と言ったところ、「この四角い顔がなぜ?」という反応だった、、、というくだり、、電車の中で笑っちゃいました。 映画「かもめ食堂」の撮影で感じた、日本とフィンランドとの違い。 フィンランドの電車で、言葉の通じない運転手さんに優しくされたお話にはグッとくるものがあります。 フィンランド人は感情が表情に出にくい人が多いと聞くけれど、わたしがフィンランドで知り合った人たちは笑顔で表情豊かな人ばかりだったなぁ。 いろんな人に優しくされた思い出を思い出しました。 #読書 #読書記録 #読書好きな人と繋がりたい #読書ノート #読書部 #読書録 #読書垢 #読書家 #読書メモ #読書の冬 #読書時間 #本 #本棚 #本が好きな人と繋がりたい #bookstagram #books #わたしのマトカ #片桐はいり #森下圭子 #フィンランド #かもめ食堂 #ヘルシンキ #finland #helsinki #エッセイ #旅エッセイ #旅行エッセイ

かもめと街の本棚さん(@kamomachibooks)がシェアした投稿 –

☆街歩きやカルチャー情報発信しています

 

SPONSORED LINK