ヨシタケシンスケ「ヨチヨチ父」は新米ママパパへプレゼントしたい本

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浅草育ちの街歩きエッセイスト。1981年生まれ。夫と二人で東京下町暮らし。 30代の女性に向けて「知られざる街の魅力」をお伝えする「かもめと街」を運営。 →くわしいプロフィールはこちら

古くからの友人と、街でばったり会いました。
2ヶ月になる男の子の赤ちゃんをベビーカーに乗せて。

「子供の世話ばっかりで、大人と話したいから家に遊びに来て!」と
誘われて、家へお邪魔したんです。

赤ちゃんは可愛いし、友人はとても元気そうでホッと安心。
でも、育児の疲れから相手に当たってしまったり、当たった後に後悔したり。
ママは赤ちゃんのことでいっぱい、パパは仕事で朝早く出て夜遅くまで帰ってこないと話し、

「もうほんとダメかも…」ともらす友人に、
子のいないわたしが何か少しでもできることはないかと考えました。

 

人気絵本作家ヨシタケシンスケの新刊「ヨチヨチ父」に出会う

「りんごかもしれない」「もうぬげない」「ふまんがあります」など、
斬新な視点が共感を呼ぶ、人気絵本作家のヨシタケシンスケさんの新刊。

ヨシタケさん、シュールな見方をしつつも、核心をついてくるんです。

ママ「ホラ!ジャーン!母子手帳。」
パパ「…『パパ手帳』は無くていいの…?」

た、たしかに。。

ママが不安なのと同じように、パパも不安だし、知らないこともたくさん。

新米ママとパパが、お互いを思いやれるきっかけになる本です。

「こうしなきゃいけないのにできない」という自分への責めや不安から解放してくれます。

気が抜ける「頼りないお父さん」のコミックエッセイなのかと思えば、
「これでいいんだ」と励まされる話や、育児に追われる夫婦が仲良くなるヒントも。




わたしが好きな3つのエピソード

17 みんなのもの

「育児は?仕事は?将来は?」
子供ができると、心配事は尽きませんよね。

昔、お義兄さんに「いっぱい子ども作ったらええやんか。
おまえら死んだら育てたるわ.」と冗談半分に言われ、

なんだかスッと気が楽になったことがあります。

…そっか。
子どもって実は「みんなのもの」なのかもしれません。

先日妹夫婦に子どもが生まれたので、同じことを言ってあげました。

「君たちが死んだら育てるから。」
「じゃあ お願いしようカナ。」

24 何より大事なこと

(中略)

あらゆることを犠牲にしてでも睡眠時間を確保してください。
部屋のそうじや身なりをととのえる作業は、
「夜、ちゃんと寝てくれる赤ちゃんのママとパパ」がすることです。

43 パパの役目

(中略)

手段はどうあれ、ママを笑わせることが
パパの役目のすべてと言っても過言ではありません。

「わたしがまちがっているのカナ…」

「オレがコイツと結婚したのは、コイツの笑顔が見たいからだ!」。

もう一度思い出してください。
もしくはそう思い込んでください。

…ヨシタケさん…!
最後のひとこと、余計だったよ…!!!

あとがきでヨシタケさんはこう言います。

自分ができることは、なりたてパパママに共感を寄せることだけだと。

わたしには子どもがいないので、「わかる!」なんて言えないのですが、
この本を読んで、夫婦のコミュニケーションについて改めて考えたりしました。

そして、きっとこの本は、
新米パパママを優しく、ゆるく、笑わせながらほっとさせてくれると。

見開き2ページの短いイラストエッセイなので、スキマ時間に読めます。

「ああもうつらい…」「どうして自分はできないんだろう」なんて責めてる友人や身近な人がいたら、
そっと差し出したいです、この本。

 

1歳になる子どもがいる妹夫婦に読んでもらった

「すごくよかった…!」と感激してましたよ。
普段こういうの読まなそうな旦那さんも、(興味ないな…)って表情から、
「…おや、どうして俺のことこんなにわかってるんだろう?」って顔が変わってました。

自分の気持ちに気づく、共感してもらえるって大切。

 

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