台湾には、代官山蔦屋書店のモデルになった本屋があるという。
その名は「誠品書店」。
調べてみると、台北市内にいくつも店舗が存在している大型チェーン店のようだ。紀伊国屋書店みたいな感じ?または三省堂とか?・・・いやいや、そのどちらでもない。
白熱灯の灯り、シックな雰囲気の店内、カフェのような柔らかい雰囲気。
きちんと「本が主役」でありつつ、雰囲気のよい本屋は日本にはあまりない。(大型店舗ではね・・・個人的にはそう感じています)
本屋が大好きなわたしは、台湾へ行くなら誠品書店ははずせないな、と心に決めたんでした。
台湾カルチャーが気になった理由
ということで、今回は台湾の旅で見つけたカルチャーをご紹介します。
台湾カルチャーが気になったきっかけは、Twitterで偶然見つけた「BIG ISSUE 台湾版」。このセンスのかたまりに、胸がときめいてしまいました。
台湾版のBIG ISSUE。Howto Taiwanでご紹介後、たくさんの方が販売員の方のもとに駆けつけてくれているようです…!うれしい…!なんと中には、たくさん買ったら1冊無料にしてくれたなんて声も😳|台湾版「THE BIG ISSUE」が最高にオシャレでお土産にも◎https://t.co/YE3fuB4SCc
— 田中 伶 (@TanakaRei_vd) 2018年5月23日
雑誌GINZAなど、いろんなところで話題の写真家奥山由之さんなども台湾のBIG ISSUEで特集しているそうで、ますます気になる台湾カルチャーの今。
BIG ISSUEに関して言えば、買うタイミングを逃し、販売箇所に行ったもののゲットできなかったのが悲しかったですが・・・(誰か持っていたら見せてくださいませ・・・!)
ただ、BIG ISSUE以外にも台湾カルチャーって結構熱いなと感じることがたくさんあったので、今回はそんな台湾カルチャーの今をお届けしたいと思います!
代官山蔦屋書店のモデル?ハイセンスな書店が運営する商業施設「誠品書店 信義店」
まずは「誠品書店 信義店」へ。このあたり一帯はお洒落な雰囲気がすごい・・・
1階にはアパレルショップが並び、アニエス・ベーやBEAMS、ジャーナルスタンダードなど日本でもおなじみのブランドがずらり。ここは日本かな?と勘違いするレベル。
わたしが惹かれたのは文具コーナー。日本でいうLOFTのようなかんじでしょうか。でも、並んでいるものはDelfonicsのような文具のセレクトショップのような雰囲気。
欲しいものがありすぎる・・・!けれど、今回の旅は荷物をできるだけ増やさないで帰ることに決めているので、どうしても欲しいもの以外は買わないルール。
よくよく見ると日本で買えるものもけっこうありましたからね。マスキングテープとか。
その中でこれは絶対買う!と決めていたのがこちら。
「小吃トランプ」
台湾のごはんやデザートをトランプにしちゃったっていう。コンセプトにも写真にもキュンキュンします。
この施設の中の展示会場では、アートブックの展示が行われていました。
かなり古くて貴重なデザイン本がたくさんあったのですが、そういうものもみんなが気軽に手に取れるように展示されていることにも驚きました。いいなぁ、誠品書店。
日本にも上陸するかも?というネットのウワサを見つけたので、いつかそうなってほしいなぁと思っています。
そうそう、台北の問屋街・迪化街でもこんなお洒落な本屋さんがありましたよ!めちゃくちゃ素敵だった・・・
台湾のリサーチをしていたときに見ていた、日本のリトルプレス「日々」台湾版を発見!
「ていねいな暮らし」を提唱していた「日々」(現在は編集長が亡くなられて発行されていません・・・)に憧れて、台湾版「日々」が発行されたという噂を聞いていたのですが、ここで出会えるとは。なんだかうれしいです。
さて、お次は土曜日の公園で開かれていたナチュラルマーケットへ。
台湾の「ていねいな生活」のレベルの高さを実感するイベントへ
こちらはぼんやり歩いていたら見つけたイベント。よく見たら、無添加の手作り石鹸の売店や、手しごとがうつくしい日用品を販売しているお店や、食べ物も自然食品ばかりを売っていたんですよね。
きちんとした生活と、素敵なものに囲まれて暮らしたいというムーブメントは台湾でもあるんだなぁとうれしくなりました。
で、こんな日用品のお店を見つけちゃいました!ああ、このテーブルのもの全部欲しい!
厳選して、ちいさな薬味用のスプーンとかっさを買いました。スプーン大好き。
台北のハイセンスなアートブックカフェ「朋丁」へ。
最後は台北市内で、世界各地のリトルプレスやZINEを扱う「朋丁」へ。こちらは1階が本屋&カフェ、2階が日用品、3階が展示スペースとなった複合施設。
気になるZINEや小物がたくさんありました・・・!
monographのホーリーさんがブログでも紹介していた日本のお香「hibi」も。
台北市内でアトリエを持ってらっしゃるという作家さんのレザーケースがとっても素敵だったんです。これは買わなかったことをいまだに後悔しています(笑)
このお店、ほんとうに素敵でした・・・!
台湾カルチャーの今、ますます気になりました
ということで、ざっくりとですが「今の台湾」の空気感を感じていただきたくてまとめてみました!
台湾カルチャーが気になる人が増えたら、日本でも目にすることが多くなるのでは?なんて期待しています。
わたしの大好きな街、蔵前にも「台感」という台湾のお店ができたので、ちょこちょこリサーチを続けようと思っています。
読んでくださった方々が台湾カルチャーが気になってくれたらうれしいな。
台湾の茶藝館で台湾茶を愉しむ午後
Twitterで「知られざる街の魅力」つぶやいてます
【ブログ更新】
台湾で泊まったゲストハウス、デザインがめちゃくちゃ素敵だったんです…!ガウディのカサ・ミラのような曲線を生かしたデザインの建物は、中に入るとポップでかわいい♡#かもめと街の台湾案内
アトリエのようなゲストハウス「Flip Flop Hostel Garden」 https://t.co/o7AUTT42aU— チヒロ@かもめと街 (@kamometomachi) 2018年6月27日