文豪の愛した宿。熱海の「起雲閣」でうつくしい建築に出会う旅

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浅草育ちの街歩きエッセイスト。1981年生まれ。夫と二人で東京下町暮らし。 30代の女性に向けて「知られざる街の魅力」をお伝えする「かもめと街」を運営。 →くわしいプロフィールはこちら

こんなに美しい旅館に泊まれた人たちがうらやましい。

かつて文豪たちが愛したという宿の気品溢れる佇まいに魅了された。どの部屋からも緑が見えるよう、庭園を囲むように作られた部屋からは、眩しいほどの緑が押し寄せる。

ここで静かに自分と対峙できる時間を持てたら、どんなに心が安らぐだろうか。

そんな風に、在りし日の旅館へ思いを馳せて館内を巡った。

 

今日は、熱海の「起雲閣」へ。

 

熱海の観光おすすめ。文豪の愛した「起雲閣」入口

熱海駅から歩いて20分ほど。入口からは、中に広大なお屋敷が広がっているとは思えない雰囲気。

熱海の観光おすすめ。「起雲閣」で在りし日の熱海の歴史を思う

「起雲閣(きうんかく)」は、1919年に別荘として作られた建物なんだそうです。1947年に旅館としての経営が始まり、谷崎潤一郎や志賀直哉、太宰治などの文豪に愛される宿となったそう。

大きな震災や、熱海で起こった大火事を奇跡的に免れて、1999年(平成11年)まで旅館として使われていたとのこと。

まずは、きれいな庭園を見渡せるお茶室へ。

 

うっとりする美しさ・・・。

 

この日はすっごく暑かったので、冷たい抹茶と水羊羹を。

 

では早速、順路に沿って広大な館内を回ります。

このお部屋では、係員の方から起雲閣の説明を受けます。

海運王が別荘としてこの建物を建て、鉄道王が買い取り、それをホテル王が旅館として開業を始めたそうです。

 

上手に写真が撮れなかったけれど、この部屋の窓ガラスは職人さんが一枚一枚作ったものだそうで、ゆがみがあってやわらかな景色が楽しめます。

 

そしてなんといっても、この群青色の美しさ!

 

旅館になってから、この色に塗り替えたそうで、金沢の兼六園にある群青の間と同じものなんだそうです。(兼六園行ったときに見ればよかった・・・)

 

さて2階からの景色を眺めようとしたところ、とても素敵な空間を発見してしまいました。

 

熱海「起雲閣」サンルーム

 

 

この部屋を見たくて起雲閣へ来たんでした。アール・デコのデザインで彩られた、細やかなステンドグラスや、床に貼られた華やかなタイル。ここはサンルームなんだそうで、光が差し込む華やかな空間。

 

お隣の部屋は、床がヘリンボーンで素敵。

 

熱海「起雲閣」の客室

客室はそれぞれ、かつて起雲閣を愛用していた文豪の資料がたくさん並べられていました。

どの部屋も、お庭を囲むように配置されており、大きな窓ガラスからは一面の緑が。

 

 

熱海「起雲閣」モダンなお風呂

洋風のお洒落なお風呂も見学できちゃいますよ。

映画「テルマエロマエ」の撮影で使われた、長野の諏訪湖近くにある片倉温泉を思い出しました。

 

 

熱海「起雲閣」の庭

最後に駆け足でお庭をちらっと散策。

 

帰りの電車の時間もあって、サクッと1時間くらいで回ってしまいましたが、これは3時間くらいかけてゆっくりのんびりしたい施設だなと思いました。ゆるやかな時間の流れをじっくり感じたい。

そうそう、起雲閣のスタッフの方々もみなさんとても丁寧で親切な方ばかりだったんですよ。明るく声をかけてくださったり、なにより楽しそうにお仕事されていて。

こういう施設って、わりと淡々としているところが多いので、この温かなおもてなしから、起雲閣が熱海の方々に愛されて大切にされているんだなと感じました。

サンルームの美しさ、ほんとに一見の価値あり。ぜひとも。

 

次回は、日帰りさくっと熱海の旅ルートをご紹介します。週末さくっと旅のご参考にどうぞ。

 

熱海の観光おすすめ。「起雲閣」施設情報

起雲閣

 

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