読書好きにおすすめ!ゴロウ・デラックスが愛される理由

SPONSORED LINK







The following two tabs change content below.
浅草育ちの街歩きエッセイスト。1981年生まれ。夫と二人で東京下町暮らし。 30代の女性に向けて「知られざる街の魅力」をお伝えする「かもめと街」を運営。 →くわしいプロフィールはこちら

深夜にひっそりと、熱量を持ってやっている番組が好き。

TBSのゴロウ・デラックスもそのひとつ。
私が観始めたのはここ2,3年だけど、もう7年続く長寿番組。
30分番組で1冊の本と著者を特集するのだけど、毎回細部までぬかりない愛情の込め方にハッとするんです。

多岐にわたるゲスト

メジャーな芥川賞作家から、漫画家、タレント、一部のマニアに人気な文筆家などなど、
普段読まないジャンルの本も、手にとってみたくなる豪華ゲスト。
「こんな人いるんだ!」「こんな本あるの?!」っていう驚きが毎回ある。

丁寧な作り込みと、ゆるさのバランス

紹介する本と人への愛の込め方が半端ない!ここまでやるか、と毎回思う。
冒頭と本の中の朗読(稲垣吾郎さんの美声!舞台やってる人はココが違う)で「読んでみたい!」と興味をそそられ、
本の内容に沿った演出までまるっとやってしまう。本の中身の擬似体験ができるのだ。
まだ読んでない人は読みたくなって、もう読んだ人は「あぁ、あの話ね!」と感想をMCの2人とゲストの著者と共有できる。

例えば桂歌丸さんの回。
「笑点」のセットをまるっと作って大喜利やったり。

SPONSORED LINK

絵本作家のぶみさん「ママがおばけになっちゃった」の回では、
「ゴロウがおばけになっちゃった」を作ってもらったり。(ストーリー全部公開してくれー!)

元ピチカートファイブの野宮真貴さん「赤い口紅があればいい」では、
野宮さんがしっとりと歌ったかと思えば、美人に見える写真の撮られ方を伝授したり。

岩合さんに猫のかわいい撮り方を伝授してもらったり、アラーキーに艶やかに撮られたり。
「こち亀」秋本治先生の現場見学しながら、漫画にゴロウさんを登場させてもらったり。

クドカンとみうらじゅん氏の回は、2回に分けて「ここまで話すか!」な下ネタトーク炸裂してたな。
(くだらない議題だらけなのに、たまに妙に納得する話が出てきたり。)

番組最後に映る、AD山田親太朗くんの「消しゴムはんこ」も手づくりの愛がこもってて素敵。
いつもさらっと一瞬の紹介で終わるけど、ちゃんとそのゲストや本にちなんだ似顔絵イラストになっててすばらしい。
なのに作った本人はいつも自信なさげなのもちょっとおもしろい。奥ゆかしすぎる。
「ちょっと似てないんですけど…」みたいな。ナンシー関の後は彼が引き継いでいる。

稲垣吾郎の共感力

普段滅多にテレビに出ないという作家さんも、「ゴロデラなら…」と快諾してくれることが多いそう。

大御所作家の浅田次郎氏。はじめは緊張の面持ちなのか、もともとそういう表情なのか、
むすっとして淡々と話してたのに、徐々に心を開いて満面の笑みで話してるのが印象的だったな。
「この男(とこの番組)…俺の本こんな丁寧に読み込んでるんだ…!」と思ったのか、
最後には「この作品映画化するなら、ぜひ主役を!」とゴロウさんに向かって笑顔で言うほど。

春風亭昇太さんの回では「独身貴族あるある」を3人で延々と話したり。
3人ともそれぞれ「一人だから幸せじゃない」とは思ってなくて、きちんと「今が幸せ」だと言えるところがいいな。
まわりにどうこう言われるけどね、と。
「ねぎとか育ててる」と言う昇太さんに対して、「僕もハーブ育ててます!」と言って共感したものの、
圧倒的お洒落度の差にちょっと嫌がられたり(笑)

ジェーン・スーさんの回では、「自分の中にはおばさんがいる」というゴロウさんの女子的部分が炸裂したり。
「よもぎ蒸し」とかマッサージの話で盛り上がってくれる男性なんていないですから。
「女性の2つの穴によもぎの湯気を当てる」とスーさんが話せば、「僕やったことある!穴は1つだけど」なんて話したり。
(やー、この本おもしろかったな。マッサージレビューを読んでるつもりが心までほぐされる不思議な本。)

「九十歳 何がめでたい」の佐藤愛子さんも、「ゴロウさんなら話しやすそうだから」と快諾したそう。
確かにとてもリラックスされてましたな。

ノッポさんの回もとってもよかった!こどもを「ひとりの人間」とみなしていて、
きちんと敬う態度で接するとコミュニケーションが取れるという話。
こどもと接する時にどうしたらいいかわからなくなる、と赤裸々に話すゴロウさん。
自分を少しだけさらけ出すから、相手も誠実に話してくれるのかなぁ。

「極道の妻たち」などの映画監督・五社英雄さんの人生を取材で綴った春日太一さん。
ものすごい映画を作った人の、映画みたいな人生と、それをとんでもない取材量でMC2人をびっくりさせていたのも面白かった。
血が出る映画は無理だけど、この本はすごく読みたい。(毎週課題図書が増えるから、全然追いつけないのです)

今大人気のロバート秋山さんの「クリエイターズ・ファイル」も。
2回にわたって特集し、人気子役上野みちくんのインタビューもおもしろかったな。
本で読んだら、おもしろさがじわじわと伝わってきてはまってしまいました。
(とあるダンサーのインタビューで、「尊敬するダンサー?KENYAだよ。大澄賢也。」っていうのがツボだった!)

そう、目の前にいる人にきちんと興味と愛情を持って接せられる人、それが稲垣吾郎氏なのです。
メジャーにも、マイナーなカルチャーにも貪欲に興味を持って面白がれる人。そしてそれを優しく支えるアナウンサーの外山惠理さん。

2人とゲストの話を聞いてると、自分をきちんと愛してるからこそ、他者に愛を持って接することができるんだなぁと感じる。

こんな番組、他にあるかな?全国放送したほうがいいよほんとに。
あとゴロデラ本も出してほしい。おすすめ本と、コメントと山田くんのハンコ一覧を!

来週は、なんとなんとムロツヨシ♡

「ムロ本」のどの部分読むのかな♡ゴロウさんとどう絡むのかな!と想像するとたまらない。
短編の台本みたいな箇所を朗読するのかな。

そうそうムロさん、「ビストロSMAP出たかった」と呟いていた昨年末。
事務所のライブでは中居さんの優しさについて話していたりもしたな。
なので、きっとムロさんの夢もちょこっと叶ってるのかなと思うとキュンとします。

この素晴らしい番組がずーっと続きますように!

 

SPONSORED LINK