暮らしになじむ、〈ラムヤート〉の滋味深いハードパンを片手に、北海道の旅を。

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日々の暮らしに寄り添うパンは、ひとくち食べて「美味しい!」と声をあげたくなる特徴的なものより、しみじみ味わう方が魅力を感じる。

子どもの頃から親しんでいる、浅草のペリカンのパンような。

最近流行している、高級食材をふんだんに取り入れた食パンはもちろん美味しいけれど、毎日食べたくなる味わいは、シンプルなのが一番。

けれど、そう思えるパン屋を見つけるのは、実は難しい。いわゆる「こだわりのパン」は、たいてい競合と差をつけるために、他との違いを押し出す。近くにパン屋がたくさんある地域であれば、ことさらその傾向が強くなる。

北海道・洞爺湖の近くにある「ラムヤート」という呪文のような名前のパン屋は、 30年近く新しい店がオープンしていなかった地域にうまれた。

かためのハードパンは、厳選された食材を使い、素材の味をしっかり楽しめるラインナップが並ぶ。

北海道の旅から、自分へのお土産に買ったラムヤートのパン。薄切りにしたパンを鉄のフライパンで焼き、じゅわっとバターをきかせる。

主張しすぎないゆえに、飽きのこない美味しさがからだに染み渡るような味わい。

小屋造りの店は店主さんがリノベーションを。パンを焼く石窯なども手作りなんだそう。

そこかしこに物語のかけらが顔を出していて、ラムヤートのパンをもぐもぐと食べながら思い出に浸る、東京の朝。

ああ、困る。すぐに買いに行けないのに、もうあの味わいが恋しい。

「朝ごはんは、ここのパンとコーヒーを死ぬまで食べられたらいいなって」

にこっと笑う店主さんから出た言葉に、後ろ髪を惹かれながら、蒸し暑い東京の朝、ラムヤートのパンをテーブルに添える。

洞爺の観光なら。北海道パンの旅〈ラムヤート〉 店舗外観

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北海道の観光で、ぜひ訪れて欲しい街のひとつが洞爺湖。大きな湖のある街です。札幌や新千歳空港から、車で約1時間45分くらい。

営業日が週2日(土日・祝)のみの〈ラムヤート〉は、赤い屋根と緑の蔦のコントラストが美しい建物。

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味わい深い店構えは、この街のシンボルでもあるそうです。

洞爺の観光なら。北海道パンの旅〈ラムヤート〉店内

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〈ラムヤート〉は、反対から読むと「トーヤムラ」。魔法のような言葉は、じつは洞爺湖への愛が滲む店名なのでした。この街から出た古材を再利用して作っているというカウンターも趣きがあります。

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訪れたのは、暑い夏の土曜日。10時の開店に合わせて伺ったところ、車で来た地元のお客さんを中心に、人の出入りがしばらく途切れないほどの大盛況!

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店内の至るところが気になって、胸をわしづかみにされてしまいました。古材を使ったリノベーションって、新たな命が吹き込まれるようで本当に好き。

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洞爺の観光なら。北海道パンの旅〈ラムヤート〉パンのメニュー

この日の〈ラムヤート〉のパンは8種類。北海道産の小麦や自然の塩を使ったハードパンです。砂糖や卵を使わず、バターを使っているのも一部のみ。添加物や保存料も入っていないそうです。

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パン作りにうといので、「ここまで入ってないとなると何でできてるんだろう…?」って不思議。(忙しそうで全然聞けず…!)

常温で4〜5日(夏に行ったので、3〜4日と仰っていました)持つとのことだったので、自分へのお土産にいくつか買って、持ってきたビニール袋に詰めてトランクへ。

たかはしよしこさんの「エジプト塩」を使ったパンは、ピラミッド型!ドライトマトやチーズがぎっしり入っていて、切って焼くとおいしいんですよ…!旨みがギュッと詰まっています。

無花果とカシューナッツのパンや、ブドウとくるみのパンはホールまたはハーフでも購入できますよ。

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無花果とカシューナッツ、たっぷり入った全粒粉のパンは酸味がクセになる味わいでした。葡萄とくるみもおいしかったな…!全部買って試したかったけれど、またいつかのためにおあずけ。

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「食べごろのあんぱんありますよ!」って言われて、道中のSAでおやつに食べました。ゴマたっぷり、やさしいあんこともちもちの食感がたのしいあんぱん。ゴマ団子みたいなビジュアル。

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こちらはドライフルーツがぎっしり入ったケーキ。冷凍庫で3ヶ月くらいいけると聞いたので、我が家の冷凍庫に眠らせています。

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注文はカウンターにいるスタッフさんに声をかけて、裏からストックを取ってきてもらうスタイル。並んでる姿も愛おしい。

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東京にアトリエを構える、たかはしよしこさんの調味料シリーズもずらり。

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他にも〈ラムヤート〉がおすすめするアーティストのCDなど、お土産に買いたいものがずらり。

カウンターにあった、過去のイベントのフライヤーもとても素敵でした。

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「あの、写真と動画撮っていいですか?」と聞いて、超小型カメラOsmo Pocketを取り出すと、店主の今野さんが目をキラキラとさせました。

「旅の思い出に、お店の中の様子を撮ってきていいですか!?」と、忙しい間を縫って、パンを焼く石窯オーブンや職人さんを撮ってきてくれました。優しくて少年のような心を持ち合わせているお人柄は、きっとファンも多いんだろうな。わたしもすっかり魅了されました!

家へ帰って動画を見てみると、その時の様子がありありと思い出せてとっておきの作品に。

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ひっきりなしに入ってくるお客さんを楽しく接客しつつ、ひとりひとりとのコミュニケーションを大切にする姿勢が伺えて、良い店の在り方を改めて考えるきっかけになりました。

洞爺村のことをもっと知りたい方は、最近出た「nice things.」「+1 Living」の2冊がしっかり取材しているので、遠方の方は読んでみてくださいね。

とびきりのパンと、この場所でしか味わえない雰囲気を感じに〈ラムヤート〉へ。

洞爺の観光なら。北海道パンの旅〈ラムヤート〉店舗情報

ラムヤート

 

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