京都「河井寛次郎記念館」は、うつくしさを感じられる自分に気づける場所。

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浅草育ちの街歩きエッセイスト。1981年生まれ。夫と二人で東京下町暮らし。 30代の女性に向けて「知られざる街の魅力」をお伝えする「かもめと街」を運営。 →くわしいプロフィールはこちら

「うつくしいと感じられる自分自身は、ほんとうはすばらしいもの」

 

夏の間、気持ちを整理しきれない日々に折り合いをつけれずにいた。

そんな中、突然出会った言葉に励まされた。

陶芸家・河井寛次郎氏の自宅を記念館にした、河井寛次郎記念館のパンフレットの冒頭文に心を奪われた。

美しい民藝品を見に行こうと軽い気持ちで訪れたのに、ことばに泣かされるとは。

 

京都で行ってみたかったところ、陶芸家・河井寛次郎記念館をご紹介します。

 

京都「河井寛次郎記念館」施設の外観

京都の街中を散歩し、鴨川沿いをのんびり歩いて五条大橋を渡り、ゆるやかな坂をのぼっていくと、のんびりした京都の日常が味わえます。

こちらの「河井寛次郎記念館」のある街は、陶芸家の方の住む街だったんだそう。

現在は街の条例により、この場所で釜を使うことができなくなったため、かつての陶芸家の孫やひ孫の方々は滋賀県などで作品を制作しているそうです。

45年ほど前に開館したこちらの施設は、もともとは寛次郎さんのご自宅だったんだそう。

さっそく中に入ってみました。

 

京都「河井寛次郎記念館」に毎日通う猫

中に入ると、なんとネコさんがお出迎え。動物写真家の岩合光昭さんにも撮られたという「えきちゃん」です。

 

甘えた鳴き声がかわいいネコさん。スタッフの方にお話を聞いたところ、飼っているわけではないそうですが「毎日遊びに来てます」とおっしゃっていました。「ごはんもあげてる」と。半ノラさんですかね。

人懐っこくて、スタッフのお兄さんにスリスリ、わたしにも撫でさせてくれました・・・!

記念館に通うネコって、どちらの懐も広い。

貴重な作品が並ぶ記念館にネコがいることを許容する記念館の姿勢も素晴らしいですし、お客さんの対応も難なくこなすネコさまにも感謝です。

 

京都「河井寛次郎記念館」施設内部

平日の16時に訪れたところ、ほぼ貸切状態でゆっくり見せていただきました。

河井寛次郎さんといえば、「民藝」の人。暮らしの中に溶け込む「用の美」を大切にした作品が有名な陶芸家だと思っていました。

 

 

けれど、初期の作品は中国の古い陶磁を連想させる華やかな作品があったり、はたまた木彫や真鍮のキセルを作っていたことも。文章なども書いていたそうで、展示作品は多岐に渡ります。

 

 

こちらの施設は、寛次郎さんご自身が設計した、ご自宅兼仕事場。

 

寛次郎さんの私物も素敵なものばかり。

 

また、家の奥には実際に作品づくりに使われていた登り窯があります。寛次郎さんは前から2番目の釜を使われていたそうですよ。

 

館内は、ほぼ自然光のみで家の中を見ることができます。とても蒸し暑い日だったけれど、吹き抜けで自然の風が気持ちいい。

けれど、それだけではない居心地の良さがありました。

その理由は、寛次郎さんご自身が人を家に招くのが好きだったというところから来ているのかもしれないな。

 

 

最後に、冒頭でご紹介した、記念館のパンフレットの挨拶文を一部引用させていただきます。

私達は誰でも美しいもの、素晴らしいものにめぐりあえたとき感動し、心豊かになるものですが、翻ってそんな感動、そんな思いが出来る素晴らしい自分自身には案外気が付かないものです。

引用:河井寛次郎記念館パンフレット

 

寛次郎さんのご自身のことばではないのですが、この記念館で大切にされているものの片鱗が見える挨拶文に、思わず涙がこぼれそうでした。

そうそう、施設のスタッフの方にたくさん質問してしまったのですが、とても丁寧に応えてくださり、帰りには寛次郎さんの人生を漫画にした冊子をいただきました。

この漫画がとにかくわかりやすくて読みやすくて、ますます興味を持ちました。

 

記念館の展示は、3・6・9・12月の2週目に展示替えが行われるそうなので、いつ行っても新鮮な気持ちで楽しめるはず。

ぜひ、うつくしいものを感じに行かれてみてはいかがでしょうか。

 

京都「河井寛次郎記念館」施設情報

河井寛次郎記念館

 

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