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末広町PARK GALLERY〈COLLECTIVE 2020〉でZINEを買った

末広町 ギャラリー 秋葉原 parkgallary パークギャラリー ZINE COLLECTIVE2020

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ZINEは手紙に似ている。

『とまれみよ』という、あるおじいちゃんの話を聞き語りで1冊の小さな作品に仕上げたZINEを読んで実感した。

末広町 ギャラリー 秋葉原 parkgallary パークギャラリー ZINE COLLECTIVE2020

隣でおじいちゃんの話を聞かせてもらっているような、あえてボリュームをおさえた文章とやわらかな線のイラストだけというシンプルな構成だからこそ伝わるものがあった。

そういえばこの作品は半透明の封筒に入っていたっけ。

COLLECTIVE 2020 / よしの さくら 『とまれみよ vol.1』(宮崎県西都市)

 

『○○メガネ』という、気になるメガネ男子や女子にフォーカスをあてたZINE。

末広町 ギャラリー 秋葉原 parkgallary パークギャラリー ZINE COLLECTIVE2020

モノ選びは人となりを表す。気づいたらちょっと変わった人たちがまわりにいたという作者が、メガネという切り口から身の回りの気になる人にインタビューする作品。

といってもメガネは入口であって、その人の過去からこれからの姿をあぶり出す。おもしろい人がいたから紹介したい!という熱い気持ちが伝わってくる。

COLLECTIVE 2020 / ivy『〇〇メガネ』(東京都千代田区)

 

『再給我一份(ザイケイイーフェン)』はパークギャラリーのスタッフ、あかねさんの初ZINE。

末広町 ギャラリー 秋葉原 parkgallary パークギャラリー ZINE COLLECTIVE2020

台湾旅行の日記やおすすめのギャラリーなど。一緒に歩いたかのような臨場感がコンパクトなサイズのZINEに収められている。

わたしは人の旅日記を読むのが好きだ。それに、今回はじめてパークギャラリーへZINEを納品しに伺った時、一瞬でいいギャラリーだなぁと思ったのは、お店へ立っていたあかねさんが誰でも優しく受け入れていたから。

そんな人が作ったZINE、買うでしょ。2年前に台湾へ行った時にお邪魔したギャラリー〈朋丁(ポンディン)〉も出ていて、懐かしい記憶が蘇った。

『再給我一份(ザイケイイーフェン)』パークギャラリー に居るひと(あかね)

 

 

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末広町 ギャラリー 秋葉原 parkgallary パークギャラリー ZINE COLLECTIVE2020

ZINEはとてもパーソナルなもの。

自由だからこそ、その人の伝えたいこと、切り取る瞬間から人となりが見える。それがたのしい。学生の頃からずっとフリーペーパーを集めるのが好きだったわたしがZINEにハマらないわけがない。

いろんなZINEのイベントに行ったつもりだったけど、ここまで作者に愛情を注ぐギャラリーは初めてだったよ、パークギャラリーさん。

末広町 ギャラリー 秋葉原 parkgallary パークギャラリー ZINE COLLECTIVE2020

去年のよりすぐりZINEも読める

なんでも全65作品のレビューをていねいに毎日アップする、かとうさんの文章。こんな風に読み込んで紹介されたら誰だってうれしいはずだ。とにかくボリュームがすごい。ひとりひとりの作家に対する熱い気持ちが伝わってくる。

わたしのZINE〈かもめと街歩きvol.1〉のレビューも、かとうさんに直接会って説明したわけじゃないのに、大事にしていることがまるっと伝わっていて驚いた。

末広町 ギャラリー 秋葉原 parkgallary パークギャラリー ZINE COLLECTIVE2020

きちんとキャプションまで作ってくれていてうれしい

【 ZINE REVIEW 】 COLLECTIVE エントリー (61) かもめと街 チヒロ 『かもめと街歩きZINE vol.1』(東京都)

ちゃんと作れば、誰かにはちゃんと届くんだな。

このZINEを作るにあたっては、掲載店舗に全部許可を取って内容も確認し、ほぼ全て快諾してもらえたのだけど、ひとつだけ掲載NGをもらった経緯があって。

(ZINEなので、ふつうはそこまでやらないはず…!あくまで個人の創作物で自由なものだとは思いつつ、今回はインタビューもしたし、リトルプレスとしてきちんと出したかった)

それは、公式の写真と住所などの情報を全て載せるのが掲載の条件だったからあえなくナシに。お金をもらって作る雑誌ではないし、最低限の情報さえあればあとは自分で調べればいいというのがわたしのスタンスだ。

不親切だというのもわからなくはない。けれど、多すぎる情報は大切なことが埋もれがちになってしまうし、自分が撮った写真でないものを載せるくらいなら紹介したくない。(もっと写真の腕があれば話は別だったかもしれないけれど)もちろん、いい写真を撮る人と一緒にやれたらぜひ撮ってもらいたいけれど、ひとつだけ明らかにクオリティが違う写真があったらバランスがわるい。

そんな、小さなこだわりとひとりで向き合い頭を沸騰させながら作ったZINEが、誰かの心に届いてほんとうにうれしい。

 

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末広町PARK GALLERYがおこなう〈COLLECTIVE 2020〉は、47都道府県から集まったZINEを一堂に見られる、今年で3年目のイベント。

会場の会期は明日までですが、オンラインでレビューが読めたり、オンラインショップで購入もできるので、ぜひ見てくださいね。秋葉原からも歩いて行けますよ~。

〈COLLECTIVE 2020〉末広町PARK GALLERY

 

関連記事:ZINEの制作秘話などはこちら

大切な思いを届けたかったから、ZINEをつくりました。

かもめと街歩きZINE かもめと街 下町散歩 浅草散歩

【お知らせ】街歩きZINE vol.1 ネットショップで通販はじめました!

 

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