理想の自分になりたいという気持ちが強いとき、つい人と比べて落ち込んで何もできなくなることがあります。
誰かが大きな声で発している情報を鵜呑みにして、無理してつぶれてしまいそうになることってありますよね。
方法論ってひとつなんでしょうか。わたしはそうは思いません。
誰かの方法が絶対正しいということはあまりなくて、「目標にたどり着く方法」は自分に合う方法を見つけられるかどうかだと最近感じています。
自分の持っている能力を知り、卑下することなく強みとしてそれを活かす方法を探る。わたしは他の人と比べて、自分の出来なさに落ち込みやすいタイプ。
同じように悩む人を少しでも楽に出来たらなと思い、いつもとは違ったタイプの記事を書こうと決めました。
今回は自分のことを理解するのに役立つツール、「ストレングスファインダー」をわたしの具体例を交えてご紹介しますね!
目次
累計65万部突破!自己理解に役立つストレングスファインダー(strengthsfinder)とは
「そもそもストレングスファインダーってなに?」そう思う方も多いと思います。簡単に言えば自己分析診断のひとつでしょうか。
自分の強みを知ることで、「誰かと比べず・自分の良さを活かして・理想の自分(目標)に近づく」方法がわかるツールだなと個人的には感じています。
ストレングスファインダーについては「自分コンパス」のサイトが詳しいので、そちらをぜひどうぞ。
ストレングスファインダーとはギャラップ社が40年にわたって行ってきた「人間の強み」に関する研究に基づいて人々に共通する34の資質を言語化し、それを発見するために開発されたツール。
177問の質問に答えることで34種類の資質の中から自分を特徴づけるTOP5の資質を知ることが出来る診断です。
2017年末の段階で、全世界1700万人以上がストレングスファインダーを活用した診断を受講していて、個人の才能を伸ばしたり企業内でのマネジメントに使用されたりと様々な用途に使われています。
先日電車の中吊り広告を見て驚いたのですが、ストレングスファインダーの本がなんと累計65万部を突破しているそう。
自分の良さを客観的に見つめ直そうとしている人が多いのかもしれませんね。
自己理解をアタリマエに。やぎぺーさんの #Meeeラボ でストレングスファインダー(strengthsfinder)の良さに気づく
自分の良さにもっと自信を持ちたい。そう思ってストレングスファインダー診断を受けました。本を購入して、付属のコードをサイトに入力すれば診断ができます。
自分の持っている資質(この言葉がまだしっくりきていないのですが、言い換えると「才能」に近い感じ、らしいです byやぎぺーさん)の上位5位が診断結果からわかります。
自分の持っている特徴が、他の人にとっては当たり前ではない。
自己と他者の違いをマイナスとして捉えるのではなく、プラスとして捉え直すことができるのがこの診断の良いところ。
「自己理解をアタリマエにしよう」というコンセプトのオンラインサロン #Meeeラボ のワークショップに参加して、ストレングスファインダーの良さにようやく気づけました。
具体例があったほうがわかりやすいと思うので、実際にわたしの資質と例をあげていきますね。
ストレングスファインダー(strengthsfinder)で知る、チヒロの資質TOP5とその具体例
わたしの資質TOP5はこちら。
- 共感性
- 内省
- 収集心
- 最上志向
- ポジティブ
ひとつずつ、わたしの具体例をあげますね。
共感性
どんな話でも共感できるポイントを探せます。けれど、共感しすぎて自分が辛くなることもしばしば・・・暗いニュースや芸能人のゴシップニュースを見るだけでも必要以上に想像するのでへこみます。。。
ストレングスファインダーで「共感性」が高い人は、他人の気持ちを自分のものにように感じられる。
だからネガティブなものに触れてしまうと、気持ちが下がることが多い。
それは勿体無いので触れる情報は選別しよう。共感性は人に寄り添える素晴らしい才能なので、人を温めるために使って欲しいな。
— やぎぺー@才能研究家 (@yagijimpei) 2018年3月3日
持っている資質を使うのは表裏一体・いいこともあればよくないこともあるんですね。
それに気づけるだけでも大きいかなと。
自分の持っている共感性をいかせた最近の事例は、こんな記事を書いたときにたくさんの反響をいただいたこと。
浅草のおすすめ喫茶店「アンヂェラス」で思い出のアップルパイに出会う。
自分の過去の記憶をさらけ出したこと(書いてて切なくなって、泣きながら書いてました笑)で、いろんな方に「自分にも似たようなことあったなぁ」と思い出させるきっかけが作れたようです。
内省
ひとりで考えることが好き。急に質問されたり、議論にがんがん参加するのは苦手ですが、なにも考えてないように見えて、じっくりと考えて本質的な答えを導くのが得意とする資質のようです。
ストレングスファインダーで「内省」を持っている人は、話題を振られてもいきなり話すことが苦手。
頭の中で一度整理しないと言葉を発するのが難しい。でもそれは自分から出る言葉と向き合っている証拠で、とても素敵なことだと思う。
内省を持っている人の言葉は一言一言が真剣。— やぎぺー@才能研究家 (@yagijimpei) 2018年4月29日
本当に、まさにその通り。いきなり思ってもみなかった質問を投げかけられると「えぇ・・・」って萎縮します。ひとりで考えすぎてつらくなったりもするので、ここも使い方を注意したいポイントですね。
収集心
情報などを集めるのが大好き。人よりもその傾向が強いらしいんです(自覚なし)。でも確かに、大好きな喫茶店やお店の情報などは、気がついたらたくさん集まっています。
「いつか必要になることを知ってて集めている」のが収集心を持った人の特徴だそう。
ただこちらも、情報をインプットばかりしているとすごく疲れるので、インプットしたらアウトプットのサイクルを回せるように使いこなすことが大切ですね。
最上志向
日本人に多い資質なんだそう。「なにものかになりたい」だとか「もっといいものを作りたい!」と上を目指す傾向が強いんだそう。最上志向の資質は自分を「もっと上へ!」と追い込みがちなので、この辺りも上手に使えるようになりたいところ。
それから、こんなこともあるようです。
ストレングスファインダーで特に「最上志向」を持っている人におすすめしたいのが、周りの人の才能を発見したら惜しみなく伝えること。
SNSなど使って広く伝えると更に良し。
「最上志向」を持っている人は人の才能が自然と分かってしまうので、それを口に出すようにすると好循環が生まれ始める。— やぎぺー@才能研究家 (@yagijimpei) 2018年2月17日
確かにすごいと思うことをやっている人を見つけたら、全力で褒めるのが好きです。「よいもの」を持っていても卑下してしまう人って多いですからね。
ポジティブ
これはわかりやすいですね。前向きに考える力。わたしは根がネガティブだと思っていたので、この資質が出てきたこと自体がすごくうれしいです・・・!
過去にこんな記事書いていたんですが、根がポジティブだったのかもしれませんね・・・
ネガティブは改善できる!30年ネガティブだったわたしが変えた5つのこと
ポジティブの資質の良くない面をあげるとしたら、なんだろうな。楽観的なところ?とかなのかな。
ストレングスファインダー(strengthsfinder)診断をすることのメリットまとめ
わたしが感じたメリットをおさらいします。
- 自分の強み・弱みを把握できる
- 誰かと比べずに自分の良さを活かして、理想の自分に近づける方法が知れる
- 他人の持っている良さを認められる
- 自分や他人の「良くない」と思われるところを認められる
- 自分と他人との持っているものの違いを認めあえる
どんな資質も表裏一体。強みを把握してうまく使いこなすことがポイントなんだそう。
誰かと比べて自分を卑下しやすいわたしは、この診断を受けることで「自分の持っているものをいかしていこう」と思い直しました。
ストレングスファインダー(strengthsfinder)診断をやってみよう!&自己理解を深める方法
ストレングスファインダーの診断が受けられる方法は、こちらの本を買って、ストレングスファインダーのサイトにコードを入力します。
診断を受けると、その資質の詳しい説明が表示されますよ!
「できるひとに任せる」「できないところをフォローし合う」関係だったり、批判よりも肯定することが当たり前の社会になったらいいなぁ、と思い、いつもとは違った雰囲気の記事を書いてみました。
わたしと同じように、「自分の出来ないこと」にフォーカスして苦しんじゃう人へ、少しでも参考になればうれしいです!
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内向派診断テスト満点のわたしが励ましメッセージをたまにつぶやきます
誰かと比べていたら身が持たない。
気づけば心が重たくて何もできなくなる。
自分ができることをただ続ける時間が、比べることに割く時間よりも必要。
わたしにとっては、いくら時間がかかってもこれがいちばん効率よく成長できる方法なのかもしれないとしみじみ感じてる。
— チヒロ@かもめと街 (@kamometomachi) 2018年4月24日