「かもめと街の東東京案内」始めます。

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10年ほど前。 東京でセンスのいいお店がある街といえば、完全に東京の西方面が大勝利だった。 中央線・京王井の頭線・小田急線・世田谷線・東急東横線あたりとか。 吉祥寺・代官山・自由が丘・代々木上原・三軒茶屋・三宿・二子玉川などなど。 今でも、気になる店がこの土地にあるとなると、「うぅ…行っていいんだろうか。」とドキドキする。 (自意識過剰すぎる) 東東京出身のわたしは、いつも雑誌を見ては「いいよね西側は。お洒落な店がたくさんあって。」と羨ましがっていた。 そして東京の西側で青春時代を過ごしてる子は、なんだか根っからのお洒落センスを持ってる子が多かった。 キー、うらやましい!!!それは絶対にマネできないものだからだ。 で、家の近くにお洒落なカフェがあったり、パン屋があったり、ライブハウスに行くのも近かったり。 終電も遅くまであるから、帰りが遅くても余裕だし。 なんか、いろんなカルチャーに強いのがうらやましくて仕方なかった。

 

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その反面、雑誌で見た吉祥寺のかわいい雑貨屋さんやカフェに行った時に、 店員さんの態度の冷たさにへこんだりもした。 お客さん入ってきても何も言わないのが普通で、完全に下向いてスルーとか。。。 かなしい。ツーンとしてるなぁと。(今はかなり変わったなぁと思います。もちろん、いい方向に!) まぁこれは、入店するお客さん側からきちんと挨拶するかどうかにもよるところもあるかも。 日本だと圧倒的にお客様が上位で、お客様が入ってきたら店員側から「いらっしゃいませ」が普通で。 でも、海外行くとけっこう違うよね…? いろんな国のガイドブックに「入店する時はこちらから挨拶しましょう」とか書いてあるし、 挨拶して入るだけで店員さんの態度も表情もぜんぜん違う。 ま、5カ国くらい行った経験だけなのでアレですが。 どうなんでしょう、海外たくさん行ってる人からすると。 わたしがフィンランドのヘルシンキへ、ひとり旅をしたとき。 「おや、店員さんの姿が見えないぞ?」とおそるおそる「Moi(モイ:こんにちは)!」と挨拶しながら入ったら、 奥からひょっこり出てきた店員さんが満面の笑みで「モイー!!(すごく歓迎してくれてる声で)」って返してくれたり。 (モイ!って挨拶かわいいよね。ね!ちなみに「さよなら」は、「モイモイ」だよ!) 日本でも、旅先でのお店に入る時に、「こんにちはー!」と声をかけるだけで、相手も安心して優しくしてくれたり。 入店される側もこわいんだよね。どんな人かわからないから。 と、アパレル販売をしていた経験からしても共感します。 そういうのを通じて、どこでもお店に入る時は必ず自分から挨拶してから入ろうと決めました。 でも。それでもスルーされた時とか超かなしいんだよ…小声だったから聞こえなかった場合もあると思うけど、、、 そんな経験を何度かしたこともあり、西側のお洒落なお店に入るのがちょっとこわいイメージがいまだにすこしあります。 まっ、「私たちの店センスいいんで、あなたには入ってきてほしくないわ」って意思表示かな…とか考えすぎたりして。 …そういう態度のお店はだいたい続けられてないので、まあよしとしよう。 (お店側がお客さんを選ぶ権利も、もちろんある。とは思う。でも必要以上に傷つけるのは違うと思う。) 最近は、ほんとーに変わってきたなぁと思う。どこも個人商店のお店は温かく迎えてくれる。 「お店」や「その扱う商品」、「来てくれるお客さん」をきちんと大事にしようと思ってくれる人が お店を始めて、そして続けられているのだと思う。 でもね、けどね。お店とお客さんの距離が近くていいなぁと思うのは、圧倒的に東東京の店なんです。 「お店の人」と「お客さん」の垣根がわりと低くてゆるい。そして温かい。 こちら側はセンスの光るいい店が少なかったけど、最近どんどん増えてきてるんです。 (もちろん、老舗のすばらしいお店はあるけど、新しいお店でずば抜けてお洒落な店はほんとなかった。) で、その土地柄なのか、まだ客数的には落ち着いているから丁寧な接客ができるのか。 そこはまだわかりませんが、ホスピタリティがね。すごいなと思うわけです。 商品を迷っていたら、きちんと声をかけてくれて、細かく説明してくれたり。でも決して押し売りはしなくて。 お店の人がほんとうに売りたいものを、納得のいく形で売ろうとしているのが伝わってくるんです。 それを聞いてると、「ほんとに本心で薦めてくれてるんだ。」と嬉しくなるし、愛着がわきます。 (いいカモになってるわけではない。それは余裕で見抜けます。または見抜いた上で買います(笑)) そういうホスピタリティって、研修とかで埋められるものじゃないと思う。 自分が受けた接客とかからだよね、きっと。あと、モノやヒトをきちんと感じて、愛せる人でないと。 説明が上手な人もいれば、そうでない人もいる。でも下手でも熱意があれば伝わってくる。 その熱意を受け取るときって、すごくうれしい。 そんなお店に出会うと、がぜん応援したくなるし、「ここいいよー!」と薦めたくなる。 わたしがそこでもらった分の気持ちを、誰かに伝えたいんです。そのお店や街の応援がしたくて。 そんなわけで、じょじょに始めます。 「かもめと街の東京案内」 たぶん、東京と謳いながら全国、世界まで広げちゃいますが。 どこかの誰かが「ここ行ってみたい!」と思ってくれますように! そして、いい感じのお店がずっと続きますように! 早速1回目はスカイツリー・浅草・蔵前あたりのお店紹介を。 近日公開します!

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