都会の植物園へ。日本橋兜町K5にある〈SWITCH COFFEE スイッチコーヒー〉
兜町は、3つのはじまりが生まれた土地。 このエリアには、銀行発祥の地、郵便発祥の地、証券取引発祥の地の3つがある。 その面影はそこかしこにあって、銀行発祥の地はみずほ銀行として、証券取引発祥の地は東京証券取引所として、郵…
兜町は、3つのはじまりが生まれた土地。 このエリアには、銀行発祥の地、郵便発祥の地、証券取引発祥の地の3つがある。 その面影はそこかしこにあって、銀行発祥の地はみずほ銀行として、証券取引発祥の地は東京証券取引所として、郵…
日本橋・煮干しパスタ専門店〈sisi煮干啖〉の並びにあった、古い喫茶店。 ビジネス街だからなのか、この辺りは裏通りへ入ると、ちらほらと知らなかった喫茶店に出会える。ここのところは、あえてGoogleマップで事前に調べすぎ…
山小屋のような喫茶店が蔵前に。その名も〈八方尾根〉。 長野の八方尾根、個人的に思い入れのある場所なんです。ひとりで山登り(といっても、だいぶ上までロープウェーで登って1時間歩いたくらい)した場所で。 スキー仲間が置いてい…
山小屋に惹かれすぎて、ベッドルームを山小屋のようにリノベーションしたほど憧れています。 が、残念ながら山小屋に泊まって登山するほどの体力も気力もなく、徒歩でのみ辿り着けるような山小屋にはきっと一生行けない気がするのですが…
いいお茶は、瞑想と同じ効果があるかもしれない。 〈水鳥〉という優雅な名前がつけられた緑茶は、ティーカップに口をつけるとふんわりと甘い香りがただよう。 慌ただしく過ごす毎日で、心が荒れていても。 スマホから離れて、目の前の…
不純。 悪いイメージしかない言葉なのに、どうしてか惹かれる言葉。純なものばかりが美しいのではなく、隠された不純なものにだって美は潜む。 「不純喫茶」と名のつく、一見あやしげな喫茶店が10月24日(土)、上野にオープンしま…
どことも競争せず、たった2つのメニューを、どこにも負けないように作る。ペリカンの人気の秘訣はそこに。 2017年に出た「パンのペリカンのはなし」を読んでから、「戦わずして勝つ」ペリカンスタイルに憧れています。 関連記事:…
「先代の頃から貼ってあるから、どこで手に入れたかはわからないんですよ」と話すのは、浅草・新仲見世にある〈珈琲ハトヤ〉のマスター。 ハトが2羽、ハート型に寄り添ったロゴがかわいい〈珈琲ハトヤ〉の壁には、昭和14年当時の浅草…
あたらしい言葉がいつの間にか生まれ、古い言葉は淘汰されていく。 食べ物やカルチャーあたりを注意深く見ていると、当たり前のように知らない言葉が使われていて、しょっちゅう焦る。 カタカナ用語が苦手で、ほんとに覚えられない。で…
てきぱき、てきぱき。 ロッジ赤石で働くお母さんたちは、一瞬たりとも気を抜かない。平日の15時過ぎ、ランチタイムもとっくに過ぎて、お客さんものんびりお喋りに興じる。 「お先に失礼しまーす」と帰る挨拶をした後も、お客さんが帰…
フードコート。 その名前の響きにワクワクする人はどれくらいいるだろうか。 フードコートといえば、味こそ似たようなクオリティの店が並ぶものの、好きなものを自分で組み合わせられる楽しみが味覚の満足度を上回り、意外と幸福度が高…
街の喫茶店があたらしい街を教えてくれる。 その街らしさを感じられるのは、やっぱり地元に根付いた店に行くのが一番。 「平井ってどこ…?」と思い、たいして調べもせずにGoogle マップへ保存したままはや数年。 思った以上に…
「暑ければ、あんみつ食べればいいじゃない」 と、なんとか暑さをポジティブ変換して乗り切った今年の夏。東京で一番古いとされる甘味処・人形町〈初音〉で白玉クリームあんみつを食したのをきっかけにハマってしまいました。 今日ご紹…
場の雰囲気にどれほど力をもらっているか、ということをひしひしと感じる2020年。 好きな喫茶店やカフェへも行けなかった自粛期間を過ぎ、気をつけつつ散歩してはいるものの、まだ遠出はしづらい。 3ヶ月に1度くらい、ちょっとし…
「ジブリに出てきそうな店なんです」 扉を開けると、カランコロンと聞こえるベルの音色が郷愁を誘う〈こーひーこっぺる〉。 この辺りをふらふら散歩した週末に見つけたものの、あいにくの休みで「いつか行こう」と思ったまま忘れていた…
小さな頃から何度も歩いた通りにある喫茶店ほど、見落としている店はないかもしれない。 伝法院通りと仲見世が交差する場所には浅草寺幼稚園があって、左手に見ながらまっすぐ浅草駅に向かうと、大好きな豆腐屋さんの〈栃木家〉がある。…
早起きできた朝はなんだか気持ちがいい。 このまま勢いで出かけちゃえ、と気になっていた喫茶店へ向かうと、なんとモーニングメニューにフレンチトーストがあった。 ファミレスみたいに広い店内では、商談前に待ち合わせする人やパソコ…
布袋が流れる喫茶店、ある意味レアなのではと思う。 喫茶店のBGMはクラシックだったり、はたまたお客さんの会話だけだったりすることが多いけれど、ここにはレコードと、まだ現役のジュークボックスまである。 昭和レトロ好きが訪れ…
子どもの頃、上野には母に連れられて何度も買い物へ来た。銀座線の浅草駅から3駅。ちょっと足をのばすにはちょうどいい距離の街だ。 駅前のマルイや御徒町に近いABAB、松坂屋などを巡って、帰りに立ち寄るのが〈みはし〉。和菓子に…
子どもの頃、〈あんみつ姫〉が好きだった。 4歳の頃に放送されたアニメを見て、お姫様なのにやんちゃで元気いっぱいな姿に憧れ、あんみつ姫が住むお城を再現したおもちゃで散々遊んだ。 なぜ急にそんなことを思い出したかといえば、浅…